新しいGoogle Cromeは速くて省エネ
Googleが自社インタネットブラウザGoogle Cromeの新しいバージョンをリリースしました。
ブラウザの更新自体は頻繁に行われるため、あまり話題になりませんが、今回のUpgradeはメリットが大きいということで、News記事で大々的に取り上げられています。
何がよくなるかというと、
処理がさらに速くなり、かつ低消費電力のためラップトップのバッテリーが長持ちするとのことです。
1.スピードをあげるために改良した点は、
ブラウザで受け取ったデータをコンピュータメモリに残さず、すぐに捨ててしまう手法に転換しました。Webページのダウンロードが完了するまで待ち、果敢にもその後クリーンアップしてしまうのです。以前Cromeはというと、データをランダムで捨てていました。例えば映画を見ているときに動画が止まるというときは、ブラウザがゴミを捨てているときだったのかもしれません。
これによって10~45%のメモリ使用を節約できるというデータがでているようです。
2.一方でバッテリー寿命を延ばすために、改良しているところは、
勝手に動いちゃうFlashのアニメーションを止めるようにしています。(Flashを動かなくすることはそんな深刻な問題じゃないとGoogleは言っています。)結果、15%もバッテリー寿命を延ばすと評価されています。もちろんこれはOSが何か、訪問するWebページにどれだけFlashが埋め込まれているかなどの要素によってばらつきはあるものの一定の効果はあるのでしょう。
モバイルがスタンダードな今、電池は考慮すべき要素であり、そこへしっかりとフォーカスし適切なアップデートを重ねるという良い戦略です。