Googleが太陽光パネルのプロジェクトに着手
Googleが Project Sunroofというタイトルで、太陽光パネル導入向けツールを開発すると発表しました。
Google Mapと括りつくであろうこのツールを使うと、自分の家に太陽光を置いたとして、この立地ならいくらコストが浮くか、何年でペイできるか(浮いたランニングコストでイニシャルコストを賄えるようになるまでの期間)等の情報提供が可能となります。そして提供している太陽光パネル事業者へのすぐにコンタクトできるような仕組みになるようです。
このチャンスを提言し、リードしているのはGoogleのエンジニアで自称ソーラーエナジーギークのCarl Elkin氏です。彼はいわゆるGoogleの20%ルールを使って1年半も前から準備を進めてきたそうです。
(ちなみにこの有名な20%ルールは、就業時間の20%は自分の好きな発明や開発のために時間を注いでいいというGoogleの方針ですが、実情はというと100%就業時間は頑張り、20%を自己で捻出して従事していることが多いようです。したがって120%ルールというのが適切でしょう。)
このプロジェクトは、以前アメリカ太陽光パネルについてポストで書いたように政府の意向にも沿い、Googleの理念である世界の情報を整理するというAmbitionにも沿っているため、1エンジニアから世界中の人々の暮らしにダイレクトで影響するサービスが実現されようとしています。