「ブロックチェーンの衝撃」のススメ #ビットコイン関連本
6月8日に、日経BP社より「ブロックチェーンの衝撃」が発売されました。
発売されて1日ですが、Amazonカテゴリ1位になっています。さらに発売翌日で重版決定です。私もKindle版をすぐ購入。
目次を見てわかるように、オムニバス形式になっている点がとても良いです。それが故に、著者一人の知識のひけらかしになっているわけでもなく、「ビットコインの仕組み」から「Altcoin」、「プライベートブロックチェーン」など、包括的にマルっと網羅されてます。
さらにZaif/テックビューロでご活躍されている朝山さんを初め、第一線でブロックチェーンを相手に日々ご活躍されている方々の話なので、最新情報が読めます。
目次
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はじめに(馬渕 邦美)
序章(野口 悠紀雄)
■1章 総論
ビットコインの技術が及ぼす様々なビジネスへの影響(山崎 大輔)/ビットコインと ビジネス(廣末 紀之)
■2章 ビットコインの可能性と課題
ビットコインと個人・社会・国家(大石 哲之)/ビットコインと法(芝 章浩)/ビットコインの最新技術(ジョナサン・アンダーウッド)
■3章 ブロックチェーンが起こす金融変革とその仕組み
ブロックチェーン概論(朝山 貴生)/ブロックチェーンの経済モデル(斉藤 賢 爾)/金融サービスへの応用(後藤 あつし)
■4章 ブロックチェーンの産業へのインパクト
非金融分野におけるブロックチェーンの可能性と課題(杉井 靖典)/ブロックチェー ンとIoT(栗元 憲一)/ロックチェーン2.0プロジェクト(東 晃慈)
■5章 新たに生まれるプラットフォーム
スマートコントラクト構築プラットフォーム「Ethereum」(佐藤 智陽)/NEM…ブロックチェーン技術の新しいパラダイム(ロン・ウォン)
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NEMの情報も
私の知る中で、日本初でかつ世界初ですが、本の中に「NEM」のことが書かれています。しかも最終章を締めくくるという痺れる登場です。
「NEM」はビットコインブロックチェーンの欠点を改善するためにゼロから開発された技術であり、ビットコインの思想は持ち合わせつつも、より汎用性のある暗号通貨技術です。
NEMについては、英語の文献を調べたりしましたが、書籍でかつ日本語でここまで詳しい説明が載っているものは他にはないので、少し興奮してしました。ちなみに以下のポストで私がNEMを買ったときは1XEM=0.13円(NEMの単位はXEM)でしたが、今は1XEM=0.22円程なので、投資した金額は約2倍になってくれてます。
10分で簡単!暗号通貨XEMの買い方・NEMの買い方 - The Coffee Times
テックビューロでNEMと連携している朝山さんは、TwitterでNEMについてこう言及しています。
その通りでブロックタイムを取り上げて金融サービスや決済、銀行に使えないという人はとんでもない勘違い。 https://t.co/3MqjR2g35l
— Takao Asayama 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2016年6月9日
今後、トークンエコノミーやプライベートブロックチェーンでNEMの出番が増えそうです。ということでさっそく買い増しました。笑
未来を予想してみたい方、ぜひ「ブロックチェーンの衝撃」読んで見てください。
最後に
Macbook Airとブロックチェーンの衝撃
味噌ラーメンとブロックチェーンの衝撃
冷蔵庫を開けたらブロックチェーンの衝撃
ブロックチェーンてとっつきにくい・怪しいってイメージがあるようなので、
親しみのあるものと並べて、紹介しましたが、マーケ失敗ですかね、、
とりあえず読んで見てください。笑