ビットコインが1BTC=45万を突破
タイトルの通り。もちろん瞬間風速ではあるが、いわゆるATH (All Time High:過去最高価格)である。
ビットコインや暗号通貨において、トレード・価格予想という観点で話すと、モメンタムトレードが一番相関が強い。いわゆる、上がっているときに買い、下がっているときに売り、である。要は雰囲気だ。
これまで多くの専門家と呼ばれる人たちや、FX・株トレーダーがビットコイン価格を予想してきたが、ビットコインはことごとくその予想を裏切ってきた。そしてこの夏時点で45万は誰が予想できただろう。
自分の知っている人の中では、10万前後で推移すると言っている人がいたり、最悪3万まで下がると言っている人もいる。
結局は、価値のインターネットはこれまでに前例のない発明であり、妄想したところで正確な予測はできないのである。
だからこそ、モメンタム・雰囲気がウエイトをしめる。もちろん5年10年の長期的に見れば、ビットコイン価格は上方向を向いていると自分自身思うのだが、そんなのも全く断言はできない。
ただ断言できるのは、この変化はまだ始まったばかりということであり、これからも「おおお!」というような変化・それが良いか悪いか予想できない変化がこれからも続くということである。
価格は何に伴う引きずられるか分からないのだが、ユースケースは長期的にみると確実に広がり、生活を便利に豊かにするだろう。
今後も目が離せない。
Qchainアップデート ICOに関してなど
Qchainのアップデートになります。
ICOのスケジュール
7月に予定していましたが、Zerionに委託していたコード監査が長引き、最新の予定は8月の中旬から後半になってます。詳しい日程が決まってきたら、またお伝えします。
ICOのマルチシグアカウントについて
今回のクラウドセールでは、 5 of 6 のマルチシグを採用します。これは、6つの秘密鍵のうち5つが署名されないと、取引を実行しないというものです。
つまり6つのうち2つを第三者機関に預けることで、信頼性が担保され、持ち逃げ等を抑制できます。たとえばですが、Qchainチームのうち4人が送金したい!といっても残りの2人(Qchainではない外部機関)が「無理!」といえば、送金は行うことができないからです。
Qchainでは、Ethreum / NEMチェーン上でクラウドセールをするため、Ethreumアカウントウォレットのマルチシグ2つは、コード監査を行ったZerion社に委託し、NEMアカウントウォレットのマルチシグは、NEMコミュニティのKailin氏とJeff氏に委託します。 Kailin氏は、QchainのNEMクラウドセールのハンドリングをしており、Jeff氏はNEM財団のVPです。
ちなみに、今朝、米SEC(証券取引委員会)が、基準を満たしたトークンは金融商品にあたり、扱いはいわゆる連邦証券法に則るという判断が出されました。
配当も投票券を有さないQchainトークンは、注視はするが今のところ特に変わりはないというのがチームの共通見解です。あくまでプロダクトで使う機能的トークンという位置づけです。(もちろん何度も言ってますが、中立性をもって関わるので、怪しいところは叩きます)
(ちなみにICOの投資家の教育・保護のため、こんな資料もまとめられています。情報が歪んで伝わる可能性が高いので、原文を読むべし。Investor Bulletin: Initial Coin Offerings | Investor.gov)
チーム情報
今アルファ版にむけ開発をしているところです。フロントdevのRoy氏というのがいるんですが、マレーシアでNEM財団のLon氏と話したそうです。近々その内容をまとめた記事が出せそうです。
また創業者のWallyの情報もMediumにアップされました。
すごい簡潔に紹介すると、ネット広告スタートアップで働いたのちに、アメリカ国立衛生研究所でコンピュータ・神経系の研究をし、カリフォルニア大学で、環境系の研究をしているエコな人です。
Google Adwords や Adsenseを使ったことがない人はそもそもプロダクトが良くわからない可能性が高いので、アルファ版なりDemoで早く広まることを望んでいます。
Telegram の Qchain Japanもあります。
Token-as-a-Service:TaaSは暗号通貨の投資ファンド
2017年4月、TaaS(トークン・アズ・ア・サービス)というEthreumトークンがクラウドセールにて配布されました。簡単に概要を書きます。
簡単に言うと投資ファンド。TaaSの運営元が投資ファンドとして、ブロックチェーン・仮想通貨プロジェクトやサービスに投資をします。そのリターンを毎四半期ごとに、TaaSトークンの所持者に還元するというものです。
例えばTaaSプロジェクトが、ビットコインやいろいろなプロジェクトに投資をし、1億円利益がでたとしましょう。その50%の5000万円をトークンホルダーが山分けします。自分の保持しているTaaSトークンの数が、1,010,000 TaaSであれば、TaaSの全発行(101,000,000TaaS)の1%を自分が持っていることになるので、5000万円の1%の50万円相当のEthreumが、TaaS保有アドレスに送信されます。
ファンドとして、毎月・どのプロジェクトに・いくら投資しているのか・パフォーマンスがどうだったか、というポートフォリオの情報は、Crypto Graphic Auditというソフトで確認ができ、ブロックチェーンの特性上、透明で改ざんできないデータのため、100%正しい情報を見ることができます。
このソフトは今月5月から開始されるようです。
また先程、利益の50%はホルダーに還元とありましたが、残り25%はファンドの再投資資金として使われ、ファンドが大きくなっていきます。残り25%は運営費等に当てられる予定です。
現在TaaSは、LiquiとLivecoin の取引所で手に入れることができます。
仮想通貨プロジェクトは順調に成長しています。今年は、株式市場のIPO(新規上場)より、仮想通貨プロジェクトのICO(イニシャルコインオファリング=IPO相当の意)のほうが2倍以上資金を集めています。
うまく機能すればこのようなファンドで遊ぶのも楽しいかもしれません。