The Coffee Times

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LuxTagについて ーNEM関連の有望プロジェクトは、活躍の場を広げることができるかー

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先日日本でNEMのMeet-upが行われた。自分にとってオフラインの集まりはほぼ初めてであり、(3年前にいった六本木のPinkcowの東京Bitcoin会議以来かなw)会話をする中で、日本の界隈の状態について気づきや面白い発見が多かった。例えば新しい人がどんどん入ってきていて、Bitcoinすら持ったことがない人がCOMSAのICOに参加しようと思ってる人いる、などである。

自分は当日はLuxTagについて少し触れたが、文章にまとめたかったのと、当日話わすれたことも少しあるので、短文でまとめることにした。

 

LuxTagとは

物理的なモノ、特に高級品の ”存在” およびその ”所持者” が誰であるかを証明するサービスである。ブロシュア(ピッチイベントとかにおいてあるパンフレットのこと)には「Proof of Ownership & Genuinity using Blockchain Technology」と書いてあるがまさにその通りである。つまり、改ざんできないというブロックチェーンの特徴を使い、高級品が本物であること、そして誰が所持しているのか、という情報をLuxTagで参照できるようになる。

このプロジェクトを遡ると、2016年11月のイベントあたりから始まったようである。

http://www.paymentconference.asia/

会社の拠点はCyberjaya マレーシアにあり、NEMのプロジェクトとして生まれたが、法人化もされLinkedinにも情報がのっている。

NEMのプロジェクトの中でもっともアクティブなプロジェクトと言える。NEM.io Foundationの公式ページでも、NEMのプロジェクトとしてリストされている。

プロジェクト一覧: https://nem.io/community/projects/

ちなみに他にはAppostilleやNEM PAYなどがある。と書いているうちに更新があり、数が倍増している。(自分が普段たすけてもらっている友人のなむやんさんのNEM Faucetも載った!)

 

特徴

存在証明のProof of Exsitenceというコンセプトは、FactomとEverledgerをはじめ2012年から流行りだした。それらはメッセージによる存在証明であったが、LuxTagのホームページによると、We are different と強調されている。違う点は、ブロックチェーン上のアカウントをつくり、製品と紐付けるという点だ。それにより譲渡や分割も可能である。A→Bへの譲渡の際は、Bをマルチシグ権限追加し、譲渡元Aの権限削除し実現されるのだろう。権限の委任、譲渡にフォーカスし設計がされているNEMだからこその機能である。

またパブリックチェーンとプライベートチェーンの使い分けも可能だ。製造業など顧客の情報や製品のデータを外部に晒したくない場合は、プライベートチェーンでの実装できる。もちろんmijinだろう。

そして彼らのサービスは現在特許出願中となっている。

 

なぜやるのか

さてなぜ彼らはこのようなサービスを提供するのだろうか。これは、高級品を調べるとわかることだが、意外と証明書はなかったり、あったとしても証明書が偽物であったりするらしい。また高級品は盗まれたり、それを不当に二次流通市場で取引されたりという問題がある。そういった問題を解決するためのサービスだ。消費者はブランドをより信頼でき、企業はビッグデータを得ることができ、市場からもフェイク商品が排除される。

 

ビジネスモデル

彼らのブロシュアとプレゼンを見る限り、クライアント企業のモバイルアプリやWebアプリにLuxTagのプロダクトを埋め込む、もしくは作ってあげるようだ。特にクライアント企業に何か新しいことをしてもらう必要はない。

  The use of the LuxTag system generally does not require additional operational workloads for our clients. We encourage embedding the system into a mobile app & environment which is either already deployed - or one we will support to create

 -LuxTag brochure より-

 

そしてその実装にかかったお金を仕事量に応じて請求するというモデルであり、テイラーメイドのため金額は異なる。また実装後のメンテナンスも請け負っており、いわゆるサブスクリプションモデルでも収益を得る構造だ。

さらにすでに市場に流通している製品についてもLuxTagシステムを適応できるらしい。やり方はまったくわからないが、そう記されている。

画像:

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クライアント企業のメリット(時計メーカー等)

LuxTagと提携する企業のメリットとして自社商材を本物を証明でき、消費者の信頼を勝ち取れるというメリットの他に、ビッグデータを入手できるというメリットもある。修理の周期や特定のモデルに対してどのくらいの頻度または期間で手放されてしまうのか、というデータがとれる。個人的な感想だが、それに対するリテンション活動(解約や売却を防止するための活動)はどの程度効果的だったか、というさらなる1次データを取得できる。また車や、デバイスなど用途は広く、テイラーメイドに対応すると謳っている。

 

プレゼンス(活躍度合い)

冒頭、NEMのプロジェクトの中でもっともアクティブなプロジェクト、と自分が言った理由を説明するため、例をとりあげる。主にマレーシアで公のピッチイベントに参加しており、代表的なのが以下の hakernoonだ。

https://hackernoon.com/luxtag-powered-by-nem-blockchain-presents-at-premier-regional-blockchain-event-bloktex-2017-366285614423

 

また、すでに終わってしまったが、マレーシアの大学で行われたTED Talkにも出ていたようだ。これにはNEMのVPのJeff氏がスピーカーとして登壇したようだ(彼とは以前メッセージでよくやり取りをしたが、すっかり有名人になり、多忙のあまり返信が中々こなくなった)。

資金調達にも成功している。これはNEMの基金に応募してコミュニティ投票の結果、集めた資金であり、約650kドル(7000万円)相当と言われている。

https://www.econotimes.com/Blockchain-certification-solution-LuxTag-raises-650k-from-NEM-Startup-Funding-Programme-896546

 

また日本の経産省のプログラムに参加するため、きたる9月28日~10月6日にチームが来日するらしい。「調達したお金で日本トリップ!」だったら笑えたのだが、どうやらそうではなく省庁の公式なプログラムらしい。(※調達したお金でトリップは、界隈の人しかわからないネタである)

経産省のプログラム: https://nemflash.io/luxtag-visits-japan-paid-japanese-government/

 

この9日間では、ワークショップやSoftbankなどの大企業訪問、CEATECへの参加などが含まれる。

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CEATECを見に行こうと思うので、S11ブースを見に行くつもりだ。

クリプト圏外の既存ビジネスが使えるサービスを提供することは、界隈にとっては非常に大切である。LuxTagはスペインの時計メーカーとパイロットプロジェクトを始めるようだが、そういった試みは界隈を勇気づけている。(meetupではスペインではなくスイスと間違えて言っていましたので、訂正します。)今後も活躍の場を、クリプト圏外へ、そして世界へ広げていってほしい。

 

ご一読ありがとうございました。

英語リスニングのコツを3つだけ紹介させてもらう

こんな記事をTwitterで見つけました。

eikaiwa.dmm.com

 

英語というかSecond Languageとして大切になるのはリスニング能力だと思います。

「いやいやスピーキングでしょ!」という方も多く私も長らくその論調でしたが、いざいろんなシーンを英語で経験すると、リスニング最重要という考えになりました。

理由は、スピーキングは最低限までのレベルに達していれば、最低限コミュニケーションができますが、リスニングは最低限のコミュニケーションをとるレベルがスピーキングと比べて高いからです。

(もちろん目的を何に置くかで変わってきますが、日常生活やビジネスで対面でコミュニケーションをとる場面と仮定してください。)

例えばアメリカ人と話すときに、スピーキング能力が100のうち30しかなかったとします(100がネイティブレベルとします)。こちらは30の能力でも、単語がある程度わかれば、伝わります。流暢じゃなくても文法が崩壊していてもたいていの場合つたわります。

これには2つ理由があって、1つは相手がネイティブなので、単語を組み合わせて推測してくれるからです。2つ目は、コンテキスト(文脈やシチュエーション)から、だいたい言ってることを勝手に想像してくれるからです。

ニューヨークのJFKの空港で、Manhattan、とか Way とか Bus 言えば、相手は「あ、マンハッタンまで行きたいんだな」ということ、コンテキスト(空港という場所や、大きな荷物を持ったいかにも旅行者ぽい格好)から汲み取ってくれるわけです。

 

ただいざ相手が説明してくるときに、「あそこの場所を曲がって、一番おくのエスカレータを上がった5番ターミナルで待つといいよ。ちなみあらかじめ、チケットが必要で現金しか受け付けないよ」と言われたときに聞きとれないと、なかなか理解できないわけです。

つまりスピーキングが100のうち30あれば及第点なのに対し、リスニングは60ないしは70が最低限必要なレベルになるのです。

これがリスニングが非常に大切な理由です。(もちろんスピーキングもめちゃくちゃ大切です)

 

さて、前置きが長くなりましたが、私が考えるリスニングの能力をあげるコツを3つ紹介します。

 

1.倍速トレーニング

意外と効果があります。これは勉強している音源や英語の動画を1.3〜1.5倍に速めて聴くことです。はじめのうちは慣れませんが、そのうち脳の処理速度が自然とキャッチアップされていくため、通常速度で聞いたときに楽に理解することができます。

速いテンポで話されたときは、能力というより、「はやっ!」という脳の「感想」が英語の理解を阻害します。能力というよりは慣れなわけです。そこを対応するいい方法です。

やり方はお金をかける必要はなく、普段きいているものをNHK語学プレーヤーなどに取り込み、速度を調整するだけです。

 

 

 

2.二次元イメージ

ビジュアライゼーションとでも言うのでしょうか。聞きながら、それを頭の中で想像し視覚化します。すると、次きいたことが、前に聞いたこととどう関係するのかが理解できます。これも慣れなので徐々にやっていきましょう。

聞き取って理解しているうちに次の単語や文章が聞こえてきて、情報づまりを起こしてしまって「わけわからない」ということが多いわけです。

それをなくすため、単語が聞こえたら、すぐイメージ化し、おいて次の言葉を聞く、という姿勢がよいです。なれると無意識にやるようになります。

 

3.話す

過去のポストでも散々いってきました。

オンライン英会話を10000分やった私の身に起きたこと #Skype英会話 #DMM英会話 - The Coffee Times

それだと最初と言ってることが違うじゃないか、と思われるかもしれませんが、そうではありません。あくまでトレーニング方法としての「話す」であり、「聴く力を伸ばすためにも話す」ことが大切です。

話すときの第二言語学習者の脳は、英語の語順を考えます。そしてその語順の言葉を受け入れやすくなります。つまり聞いてすぐ理解できるようになります。

脳科学的にいうと、英語の語順を考えるときに脳の一部が活性化し、同じ部分で聞いた英語を解釈していくため、理解が促進されます。

 

以上、定期的な英語学習に関するポストでした。

ご一読ありがとうございました。

ナイジェリアのブロックチェーンスタートアップとQchainがパートナーシップを結びました

プレスリリース

米国の分散型マーケティングおよび広告会社であるQchainは、ナイジェリアに本拠を置くCryptogene社(顧客にブロックチェーン技術を教える事業を営むスタートアップ)と提携することを発表しました。

Cryptogene and Qchain Announce a Partnership to Advance Blockchain Growth

 

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クロスボーダーのブロックチェーンエコシステムにむけて

Qchainは、「ブロックチェーン技術を使用し、マーケティングツールや広告ツールを、小規模企業やコンテンツ配信者のニーズを叶えるものにしよう」という考えから始まりました。

 

一方、Cryptogeneは、「暗号通貨とその技術を学びたい地方の個人や起業家に、教育・サポートを提供しよう」と思いの元、ナイジェリアのベンチャー企業として始まりました。両社は現在、国際的に規模を拡大しようとしているところです。

Crpyogeneは、Cointelegraphでも紹介されています。

 

Qchainはその国際的に飛躍するための土台・発射台を提供する」とCryptogeneの創設者兼CEOであるBashir Aminuは述べています。 また、「両会社が、重要なブロックチェーンソリューションを提供するため、ピアツーピアの分散プラットフォームとブロックチェーン技術の特徴を利用することを期待しています。」と続けています。

 

同様に、Qchainはその活動を国際的に拡大させていきたいと考えています。同社は米国にありますが、決してそこでの活動に閉じるつもりはありません。Qchainはグローバルな視点から、アメリカの投資家とブロックチェーン愛好家の注目を「アフリカ経済の変革力であるCryptogene」に向けさせることを目指します。

 

 

パートナーシップについて

QchainCryptogeneのパートナーシップは、ブロックチェーン技術の世界的な発展を促進するという共通の目標を超えて、両社の技術の向上をサポートします。

ナイジェリアの技術産業は急速に拡大しています。人口の急増とインターネットユーザーの増加は、重要なデジタルサービスが成功する可能性が高いことを意味します。 「Qchainの長期的な目標の1つは、アフリカの顧客の基盤を構築することです」と同社CEOWally Xieは述べています。

グローバル化が進行し続けている中、人々は、ナイジェリアやアフリカ大陸の他の国々の急速な発展を見逃していて、みすみすビジネス機会を逃しています。私がBashir Aminuにオンラインで会った後、Cryptogeneには先見の明があり、特別な何かを持っていて、驚くべきものをまさに創っている、とすぐ気付きました。」と続けています。

 

同様に、「Qchainは特有のブロックチェーンソリューションをアフリカにもたらす」とCryptogeneは見ています。 Aminu氏は、「アフリカだけでなく世界中の広告主と出版社の間で、柔軟で効率的な取引を見たいと思っています。」と語りました。

 

両社は、一般の人々が日常生活におけるブロックチェーン技術使用への障壁をなくすという相互的な努力を続けていきます。

ビットコインが1BTC=45万を突破

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タイトルの通り。もちろん瞬間風速ではあるが、いわゆるATH (All Time High:過去最高価格)である。

ビットコインや暗号通貨において、トレード・価格予想という観点で話すと、モメンタムトレードが一番相関が強い。いわゆる、上がっているときに買い、下がっているときに売り、である。要は雰囲気だ。

 

これまで多くの専門家と呼ばれる人たちや、FX・株トレーダーがビットコイン価格を予想してきたが、ビットコインはことごとくその予想を裏切ってきた。そしてこの夏時点で45万は誰が予想できただろう。

自分の知っている人の中では、10万前後で推移すると言っている人がいたり、最悪3万まで下がると言っている人もいる。

 

結局は、価値のインターネットはこれまでに前例のない発明であり、妄想したところで正確な予測はできないのである。

だからこそ、モメンタム・雰囲気がウエイトをしめる。もちろん5年10年の長期的に見れば、ビットコイン価格は上方向を向いていると自分自身思うのだが、そんなのも全く断言はできない。

 

ただ断言できるのは、この変化はまだ始まったばかりということであり、これからも「おおお!」というような変化・それが良いか悪いか予想できない変化がこれからも続くということである。

 

価格は何に伴う引きずられるか分からないのだが、ユースケースは長期的にみると確実に広がり、生活を便利に豊かにするだろう。

 

ビットコインの取引所は、Zaifコインチェックかなぁ。

今後も目が離せない。

Qchain CTOとNEMのRon氏の対話

QchainのCTOであるロイ氏がNEMのロン氏にあって話してきたようなので、その和訳にです。

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Roy (Qchain CTO):

過去数ヶ月にわたり、技術開発、チーム拡張、ブロックチェーン愛好家からのサポートなど、全体的に(そして非常にエキサイティングな)成長をしてきました。これは、私たちが開発してる技術だけでなく、非常に献身的に活動し、貢献してくれたNEMとEthereumのコミュニティのおかげだと考えています。
私たちの開発プロセス全体に対して、NEM財団のメンバーとコミュニティからコメントを頂きました。間違いなくこれらのコメントは、我々にとって最も有用で生産的なフィードバックです。寛大な考えと専門知識を惜しみなく提供してくれた人々に感謝しています。 NEMに関連するテクノロジーについてもっと学ぶために、最近マレーシアのクアラルンプールに行き、NEM.io財団の代表であり、Qchainの顧問であるLon Wongと会ってきました。

 

NEMとQchainの共通認識

ロンと私は、KLセントラル(マレーシア最大のトランジットハブの周りの都心部)の静かなホテルのカフェで会いました。私たちがNEMとQchainについて議論するうち、時間はあっという間に過ぎてしまいました。そしてQchainのビジョンにより揺るぎない信念を持ち、会話を終えました。

ロン氏の情熱・熱狂は明確なものでした。そして彼は、ブロックチェーン技術界隈の最前線にNEMを導くだけの、技術的・ビジネス力・リーダーシップを持っています。

結果として、Qchainの基盤としてのNEM・またブロックチェーン革命のリーダーとしてNEMに対する信頼がより強くなりました。彼のNEMに対する熱狂は、Qchainのチームが賛同したそれをまさに反映していました。

私たちの議論から得た重要な点は、NEMとQchainが多くの重要な問題について哲学的に共通しているということでした。
たとえば、採用を促進するために、ブロックチェーンソリューションをビジネスにとってより魅力的なものにする、「学びやすい・使いやすい、ポータブルかつ安全なフロントエンドコード」の必要性について議論しました。

ブロックチェーンのコーディングは、企業やユーザーが特定のニーズに合わせてブロックチェーンを調整できるように、適応性と柔軟性を備えているべきと考えます。その点NEMのコアDeveloperたち作ったNEM Infrastructure Server(通称NIS)はすごいと思っています。なぜかというと、企業がNISを使ってより簡単に開発ができるように設計されていて、将来のアップデートやリリース時も、スムーズな移行のために必要な作業が非常に簡単であるからです。


さらに、より多くのビジネスと一般ユーザがブロックチェーンテクノロジを採用し、時には予期せぬ急増を招くため、スケーラビリティの優先づけの重要性についても議論しました。

また、オン・チェインのテクノロジに尽力する前に、そもそも採用する企業としてのオペレーションは、どこをオン・チェーンにすべきかオフ・チェーンにすべきか試算する必要である、ということも同意しました。

チェーン上にあまりにも多くの操作を置くと、スケーラビリティが失われる可能性があります。

そのためにすべてを非中央政権化させるのではなく、企業・一般ユーザ両方にとって「既存の環境に適しているから、使う動機があり、そして実際利点がある」というテクノロジを作ることに焦点をあてるのが大切だと考えています。

ブロックチェーン技術は、より良い、より有用で、よりアクセスしやすいアプリケーションの盛り上がりを可能にすると考えており、この目標に向けて努力しています。

 

 

 

マレーシアの状況について


ちなみに、クアラルンプールでは、この短期滞在で非常に豊かな文化体験をすることができました。マレーシアの文化とブロックチェーン技術の受け入れられ具合に非常に驚きました。首都には多数の暗号通貨シンクタンクと革新的な企業があります。また、近隣のシンガポールに拠点を置くNEM財団は、クアラルンプールに根ざしています。この都市は、ブロックチェーン技術と次世代フィンテックの主要な拠点であることは間違いありません。
さらに、グローバルブロックチェーンのもうひとつの大きな進展である、クアラルンプールのBlockchain Center(NEM FoundationとBlockchain Globalの共同業務)にはさらに興奮しました。これはまさにQchainチームが見たかった、ブロックチェーン促進のための奉仕活動の一種でありであり、今後もさらに同様の活動が世界中で行われることを期待しています。
もちろん、マレーシアは単にフィンテックブロックチェーンだけの国ではありません。文化的な場所、ストリートライフ、食べ物に参加する機会に恵まれました。歴史、文化、そして高度なテクノロジーが混在していたのは本当に感動的でした。

 


今後について


この旅で、「NEMチェーン上にアプリケーションを構築する」という私たちQchainの選択に対し自信を強めることができました。私たちは、優れたNEM開発者およびコミュニティメンバーと協力していくことが強みです。私たちのウォレットは、NEMコミュニティの信頼できる2人によって共同署名されます。ご支援いただきありがとうございます。これらの関係を非常に大切にしていきます。
私たちが進むにつれ、私たちはNEM開発者やNEMコミュニティとのより多くの交流、そしてその技術の統合・連携を楽しみにしています。
引き続き、Qchainが目指す「革新的な3者ユーザーモデル」と新しい「proof-of-interactionプロトコル」のための開発を継続し、NEMのモザイクやProof-of-importanceのような強力なNEM機能と統合・連携することに興奮しています。

全体として、NEMの価値は、Qchainが目指すものを代弁してくれています。それは、スケーラブルなテクノロジであり、使用可能かつ安全なもの、です。私達チームは、NEM、Catapult、Qchainの開発、そしてブロックチェーン全体の良い未来の構築にとても熱狂しており、これら以上に興奮するものはありません。


Qchain 日本語のテレグラムチャネルはこちらです。

 

t.me

 

英語の記事はこちら

medium.com

Qchainアップデート ICOに関してなど

Qchainのアップデートになります。

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ICOのスケジュール

7月に予定していましたが、Zerionに委託していたコード監査が長引き、最新の予定は8月の中旬から後半になってます。詳しい日程が決まってきたら、またお伝えします。

 

ICOのマルチシグアカウントについて

今回のクラウドセールでは、 5 of 6 のマルチシグを採用します。これは、6つの秘密鍵のうち5つが署名されないと、取引を実行しないというものです。

つまり6つのうち2つを第三者機関に預けることで、信頼性が担保され、持ち逃げ等を抑制できます。たとえばですが、Qchainチームのうち4人が送金したい!といっても残りの2人(Qchainではない外部機関)が「無理!」といえば、送金は行うことができないからです。

Qchainでは、Ethreum / NEMチェーン上でクラウドセールをするため、Ethreumアカウントウォレットのマルチシグ2つは、コード監査を行ったZerion社に委託し、NEMアカウントウォレットのマルチシグは、NEMコミュニティのKailin氏とJeff氏に委託します。 Kailin氏は、QchainのNEMクラウドセールのハンドリングをしており、Jeff氏はNEM財団のVPです。

 

ちなみに、今朝、米SEC(証券取引委員会)が、基準を満たしたトークンは金融商品にあたり、扱いはいわゆる連邦証券法に則るという判断が出されました。

配当も投票券を有さないQchainトークンは、注視はするが今のところ特に変わりはないというのがチームの共通見解です。あくまでプロダクトで使う機能的トークンという位置づけです。(もちろん何度も言ってますが、中立性をもって関わるので、怪しいところは叩きます)

 

(ちなみにICOの投資家の教育・保護のため、こんな資料もまとめられています。情報が歪んで伝わる可能性が高いので、原文を読むべし。Investor Bulletin: Initial Coin Offerings | Investor.gov

 

チーム情報

今アルファ版にむけ開発をしているところです。フロントdevのRoy氏というのがいるんですが、マレーシアでNEM財団のLon氏と話したそうです。近々その内容をまとめた記事が出せそうです。

また創業者のWallyの情報もMediumにアップされました。

medium.com

 

すごい簡潔に紹介すると、ネット広告スタートアップで働いたのちに、アメリカ国立衛生研究所でコンピュータ・神経系の研究をし、カリフォルニア大学で、環境系の研究をしているエコな人です。

 

Google AdwordsAdsenseを使ったことがない人はそもそもプロダクトが良くわからない可能性が高いので、アルファ版なりDemoで早く広まることを望んでいます。

 

Telegram の Qchain Japanもあります。

https://t.me/qchain_jp

 

Qchainが、ブロックチェーン上のアンケートアプリを組み込む

ここ1ヶ月で、Qchainはチームを拡張してきてます。人材が増えるにつれて、当初のアイデアを超え、ブレーンストーミングや開発できるようになり、そしてそれらを実現できるようになってきています。

この記事は増えて活性化してきた議論や記事を編集・補足をしたものです。

さらに今回は、わりと新しい話です。エンタープライズ向けの有料調査サービス(アンケートアプリ)を開発し、Qchainのプラットフォームに組み込むことにしました。

この主な目的は、学生や専業主婦など少額の収入を求める人たちに、スムーズかつ確実に報酬を得る方法を提供することです。やり方としては、調査用のアンケートを記入するというものです。

イメージはこんな感じなようです。

 

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マーケティング担当者、アンケート調査者、学者、A / Bテスト担当者、および予測や意思決定をするために多数の情報を必要とするすべての人が、自分自身で調査アンケートを作ることができます。

このアイデアは、今は存在していないブロックチェーンベースのアンケートをやったら何かうまくいくんじゃないか?というような気まぐれではないと強調しておきます。 AmazonGoogleSalesForceが一般ユーザや企業にとって不可欠なサービスやツールを開発してきましたが、私たちもこれらの会社のようになりたいと思いチーム内で話し合ううちに、このアイデアが生まれました。

つまり、デジタルマーケティング者と、デジタル広告主のための包括的なエコシステムを作り上げ、不可欠なサービスを提供するためです。

 

 

アンケートWebアプリ

では、調査Webアプリケーションはどのような構成なのか、という話に入っていきます。

ユーザーは、ログインページで、広告アプリケーションまたはアンケートアプリケーションにするかを選択できます。どちらもそれぞれにアカウントが必要になります。

アカウントを作成した後、ユーザーは、基本的なユーザ情報を記入します。理由は、アンケートのクラス分けでフィルタリングのためで、適切なアンケート対象者に、適切なアンケート・質問をできるようにするためです。(例えば、大学生向けのアンケートが、専業主婦のユーザのところに表示されないようにするためです)。

Qchainは、このユーザデータを販売したり、法的および目的外の使用はしません。他の記事や情報でも我々は話しているんですが、ユーザーのプライバシーを維持することは、最重要事項であり、常に気にかけていることの1つです。もしユーザが登録しているときに、記入したくない任意項目があれば、記入しないことを選択することができ、その情報を必要とするアンケートの対象にならないだけです。

 

ログインイメージ。これ以外の画像はまだないとのこと。笑

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エンタープライズアンケートのほうにログインすると、ユーザーは右側のメニューで「参加者」セクションと「調査者(Researcher)」セクションを選べます。ユーザーが「調査者(Researcher)」ボタンをクリックすると、調査用アンケートを作成するためのインターフェイスに誘導されます。調査アンケートを提出する人は、アンケートを書いてくれる人のために参加資金として払うQchainトークンの種類を選び(ETHベースの場合はEQCトークン、XEMベースの場合はXQCトークン)、そのトークンを払うためのウォレットのアドレス(NEMまたはEthereumウォレットのアドレス)、および参加者一人当たりトークン料(つまり料金)を決めて、次に進みます。そのあと、調査アンケートのトピックのカテゴリを選ぶページに移り、決めたら送信します。

 

一方、ユーザーが「参加者」ボタンをクリックすると、『その時点にアンケートに参加可能かつ、ユーザが入力した基本情報に合わせて対象となってすべてのアクティブな研究・調査アンケート』のリストが表示されたインターフェイスに誘導されます。ユーザーが参加できないアンケートは、対象とならない理由を示すために、そのアンケートの対象が記載されます。(若手社会人向けのアンケート、など)

 

調査者(Researcher)のメリット

調査者は、Qchainのこの調査サービスを使えば、場所に囚われず、世界中の被験者・対象者にリーチすることができ情報を集めることができます。被験者情報(アンケートに答える人たちの情報)は、制度審査委員会(IRB)規則、倫理指針、対象無作為化要件、偏見軽減などのために検閲されます。また、調査者のための「統計ツール」をいくつか作っていて、それを使って、データ分析と処理を簡素化をできるようになります。

(※研究倫理審査委員会(IRB)・・・臨床研究に当事者以外の第三者によって、研究・調査の是非を審議する会のこと。 IRBの存在理由は、被験者の権利と安全を守ることです。)

調査者は、「広告主がQchainの広告アプリを使ったとき」と同様のメリットを得られます。つまり、中央政権にコントロールされず調査に使う資金の管理を維持することができます。さらに、承認プロセスに時間をかける必要もなく、登録後ただちにアンケート・調査を提出することができます。

 

アンケート参加者のメリット

参加者は、調査アンケート完了の確認がされた後すぐに、報酬としてトークン(EQCまたはXQC)を手に入れることができます。これは、現状のほぼすべての調査アンケートサイトとは、大きく異なっています。現状のアンケートサイトは、報酬があったとしても少額では受け取れなく、ある程度大きな金額まで報酬額が蓄積されないと引き出しができません。(多くのアフィリエイトGoogle Adsenseも同様ですね。8000円以上たまったら引き出せる、などになっています。)

さらに悪いことに、現行サービスは多くの場合、なるべく引き出しをさせないような制約事項が多くあり、ユーザは大量の時間を浪費しています。

また、悪意のある調査サイトとは異なり、Qchainはユーザーデータと電子メールアドレスをスパマーに販売したり、ユーザーが調査に入力したデータを保存したりすることはないので、参加者は安心して回答することができます。 Qchainは、法的な遵守とアンケートの対象を絞る目的のためだけに登録情報を保持します。

 

ユースケース

エンタープライズ(企業)が使うであろう有料調査機能のイメージを理解するために、考えうる2つの具体例をご紹介いたします。Qchainチームはアメリカ発なので、登場人物はアメリカぽいケースですが、ご容赦を(笑)

 

1.Qchainを使って政治学者が被験者の回答を得る:

大学の教授であるジャネット・ウェーバー博士は、政治的考え方と投票習慣に関する調査について、すぐ質問に答えてくれる被験者を探しています。ウェーバー博士は、調査アンケートに回答してくれた参加者に5 XQCトークン提供することに決めました。ウェーバー博士は、18歳から30歳の人の中で要件を満たしている男性参加者を対象に調査を開始することにしました。数日後、ウェーバー博士は、アンケート用のNEMの残高が使い切られたという通知を受け取ります。彼女は希望の調査アンケート数に達したので、追加の資金をウォレットに移すことはせず、調査を終了し、Qchain Webアプリから結果をCSVファイル(カンマ区切りの値ファイル)としてダウンロードして、自身で分析をします。

 

2.マーケティングリサーチ会社がA / Bテストを実施:

市場調査会社のAqualad Analyticsは、ある映画の配信会社に頼まれ、「次のスーパーヒーロー映画はどのようなキャッチフレーズをつければ世界中の人に印象を与えることができるか」を調べて一緒に決めることになりました。 Aqualad Analyticsは、QchainのA / Bテストの簡単なアンケートをつくり、対象を絞らずアンケートはすべてに公開し、調査アンケート完了者には引き換えにトークン(今回はEQC)を提供することにしました。各アンケートの質問は、「キャッチコピーだけが異なる2つの映画ポスターの中から好みのものを選択してください」というものです。

調査アンケート用に使うウォレットの残高が0になった後Aqualad Analyticsは、Qchainのツールを使用して、調査結果をダウンロードし、フィルタをかけ、性別や年齢、国籍やその他のカテゴリにソートします。そしてAqualad Analyticsは、その結果を依頼もとであった配信会社へプレゼンすることができます。

 

上記の説明とユースケースで、調査者・研究者や調査アンケート参加者にとって使いやすくて実用性のあるものっぽい、と思ってくれると良いのですが。

今後さらにデジタルエンタープライズ経済を成長させるため努めていきますので、何か質問やフィードバック等は歓迎です。また実はQchain Japanのテレグラムのチャンネルができました。笑

記事やよくある質問をピンして上におく予定です。また質問をいただければ答えたり、私からコアチーム聞くこともできます。興味ある方はどうぞ!

https://t.me/qchain_jp

 

The Coffee Times, and The Qchain Team.