Google Glass 更新情報:政府へ写真を公表
Googleが開発を再開したGoogle Glassの画像が明らかになりました。
FCC(Federal Communications Commision : 連邦通信委員会)のWebページが更新され、Googleから提出された画像が以下になります。
ヒンジがついて通常のメガネのように折りたたみができるようなデザインになっています。
またプリズムの面積が以前より大きくなり、大きな画像を投影できるようになっています。
またこのFCCのページには短いユーザマニュアルも置いてあり、誰でも読むことができます。
マニュアルによると、電源ボタンを押し、ONになっている間は、デバイスの前方にあるライトが緑に点灯するようです。これは大きな更新で、なぜなら、勝手に記録されているという嫌悪感を払拭するからです。
すぐに普及するのか?
Googleが人々に受け入れられる努力をしている一方で、ウェアラブルデバイスは、まだまた人々のライフスタイルを大きく変えるような立ち位置になっていません。Appleのアップルウォッチしかり、MicrosoftのHololensしかり、テクノロジーが先行している状況です。Appleがアップルウォッチの販売台数を公表していないのは、まだ公表できるほどの売上になっていないのでしょう。
このGoogle Glassも「まずが産業用・職場用だ」と多くの経済誌や技術者は見ています。
FCCとは何か?
今回情報の元であるFCCとは、Federal Communications Commision(連邦通信委員会
)の略でアメリカ合衆国政府のいち独立機関となっています。日本でいうところの総務省か、総務省内の委員会というところでしょう。通信法の規定や管理を行っているということです。
FCCは過去に、周波数のオークションでアメリカ政府に莫大な利益をもたらしたようです。ちょうど昨日テレビ局へ就職した友人と忘年会で会いましたが、周波数はテレビ・携帯電話・ラジオで異なる周波数帯の取り合いとなっている状態だそうです。
放送中止を発表したNOTTVも元々はNHKが使っていた周波数帯ということで、そういった使用周波数帯の決定をするのが、総務省であり、アメリカだとFCCになります。
余談ですが、FCCの子供向けサイトに登場するキャラクターはなぜかドラえもんに似ていて、トリビアの泉でも紹介されたらしいです。