今、生活からデジタルがなくなると?
20年間にわたる家族や友達との電子メールが、すべて消えてしまい、インターネットに頼りすぎていたことを嘆く人の記事です。
Your Memory and Google | Brain Blogger
この記事が言っているように、インターネットは溢れるばかりの情報を提供し、人々は情報を記憶することから、必要なときに情報を検索・参照するというスタイルに変わっていきました。近年のクラウドコンピューティングパワーの廉価化によって、この風潮はインターネット黎明期と比べさらに加速度的に進んでいくでしょう。(クラウドとか懐かしいwとか言われる時代もくるんでしょうねw)
この恩恵に頼っている私が今、デジタル・デトックス(主にインターネットなどのテクノロジーを使わない)生活をしたら、どう困るか気になったので、シルバーウィークに脱デジタル状態でキャンプへ行ってきました。
気づいたことを記していきます。
//*ルール*//
カーナビ・スマートフォン・インターネットは一切使えない
//*気づいたこと*//
1.はぐれたらおしまい
出発して5分、スーパーで飲み物を買おうということになりました。皆が思い思いの場所に散らばってすぐ気づいたのです。「見失ったら探す術がない。」
すぐに気づいたため、見つけることはできましたが、普段と同じノリで電話やLINEで探せばいいやと行動していたら危うく出発5分でキャンプを断念していました。
2.目的地になかなか辿りつけない
これは予想していたことですが、初めていくキャンプ場になかなか辿りつけません。
道路上の青標識と東西南北の感覚で進んでいきましたが、道が微妙にカーブしていて、
方向感覚に若干のズレが生じたり、近い道を選べなかったりと、東京から埼玉の飯能の山奥へ行くのにえらい時間がかかってしまいました。(6時間ほど。。)
最終的にはスーパーの店員さんへ尋ねるというソリューションが功を奏し、現地まで営業時間ギリギリにつくことができました。
3.よく寝れる
自然のおかげなのか、疲れのせいなのか、ブルーライトカット効果なのか。テントに潜って目を瞑って10秒で眠りにつきました。これは心地よかったです。
4.試行錯誤する
わからないことがあるとすぐ調べていたのですが、ネットが使えないとなると、テントの貼り方から食材の調理方法まで、考えたり話し合ったりするしかありません。
思考力といったら陳腐な表現ですが、効率化とはトレードオフに、考える癖がつくのではないでしょうか。
5.感覚に集中できる
情報が入ってきませんから、空き時間はヒマです。
普段気が付かない、風や虫の音だったり、石ころの感覚なんてものを久々に感じることができます。
非常に煩雑ですがこんな感想をいだきました。
新鮮ですので、デジタル・デトックス、ぜひ実行してみてください。