精神病としての「インターネット中毒」とこれから
インターネット中毒の子供が増えていてどの国でも深刻になってきているという記事です。
韓国政府は、韓国の10〜19歳の10人に1人がインターネット中毒だと言っています。
2014年の研究によると18〜25歳の18%がインターネットやパソコン、スマホの強迫神経症になっているというデータもあります。
アメリカでは、インターネットアディクション(つまりインターネット中毒)をDSM-5の中で取り上げ、「さらなる研究が必要」と定義しました。
DSM-5とは Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略称でアメリカ精神医学会(American Psychiatric Association)が作っている、心の病気に関する診断基準のです。
私自身、ネット中毒なので、クリティカルなことは書けませんが、このように正式な病名らしきものが付けられ、学術会に定義されるのは重要なことです。
科学者や論文が増えることによって、苦しんでいる親やネットに依存している子供に対して処方箋がなされると良いです。
具体的には、研究ステップとして考えられるのが、ネット依存症の子供の脳をモニターし、
1,それ(ネットやスマホ)を楽しんでいるとき
2,それ(ネットやスマホ)を取り上げられたとき
に起こっている脳の反応や化学物質の差異を特定し、その反応を減らす薬もしくはアクティビティを経験させる、というものでしょうか。
しかしこのような科学的アプローチをとっても、結局、部活や友達との会話が大事なのでしょうが。。