The Coffee Times

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Belacoinとは?そしてBelacamの将来性について

久しぶりの更新です。ここ最近はGMATというテストで撃沈し5月末のリベンジのため、かなりの時間を割いて勉強しています。仕事もそれなりに忙しく、ブログを更新していませんでしたが、GWに入ったため、BelacoinとBelacamというサービスについて手短に書こうと思います。

 

Belacoinとは

暗号通貨の一種です。相変わらず米国好きで、米国のスタートアップ事情に目がない私ですが、かつ仮想通貨・ブロックチェーン関連となると更に好奇心が増します。それで興味を持ち始めたのが、このBelacoinというプロジェクトです。

米国で会社登記がもっとも多いデラウェア州に本拠地を構えるAmbiafundが運営・開発しています。技術が独創的というよりは、仮想通貨やブロックチェーンのユースケース(利用シーン)を多く作っていこうという考えの元、事業をしています。

 

Belacamについて

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Belacoinを使ったサービスがBelecamです。一言で言えば、報酬のあるインスタグラムです。つまりユーザは写真を投稿して「いいね!」がつくとBelacoinを獲得できるSNSです。Belacoinはpoloniexなどの世界最大取引所でBitcoinに交換することができますから、実質、法的通貨を得られることになります。

以下のようにYahoo!Finaceで「Instagramよ、ライバルがきたぞ」という説明がされています。

Watch Out Instagram, This Competitor Lets You Get Paid for Posting

 

現在はBeta版テストとしてしっかり稼働はしているものの、デザインもお世辞にも綺麗とは言えません。しかし5月末にはデザインが以下のように刷新される予定です。

 (左が新しいデザイン。右が現在。)

 

また細かい話(界隈の人は好きな話)ですが、5月のデザイン刷新と並行して幾つかのアップデートを予定しており、プログラムソースのコア部をLitecoinベースに書き換えるとのことです。したがってSegwitを導入し、ユーザが増えてもBelacoinを遅延やストレスなく獲得・送金することができるようになります。

また運営元のAmbiafundが、元Facebookのエンジニアを手伝いで雇えたそうで、バグ取り含めて開発はかなり早く進んでいます。人員が確保しやすいのはアメリカのスタートアップの強みだと言えますね。

 

今後

Instagramのユーザ数はつい最近700百万ユーザを超え話題になりましたが、多くのヒットSNSは同じような緩やかな増加のあと線形に伸びていきます。(Facebookも同様でした。)

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写真はStatistaより引用

 

Belacamも似たようなユーザ曲線を辿るとすれば、個人の活動や趣味で経済的安定を得れる時代が実現したと言えます。

それは一例に過ぎませんが、Occupy of Wall Streetから明るみに出た貧富の差への対応策として、仮想通貨のアプリやサービスは、ベーシック・インカムと並ぶ解決策になり得るといえます。