The Coffee Times

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英語を話すときに早口がいけない理由とは?

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私のブログは英語関連記事へのアクセスが大きな割合を占めているのですが、最近何も書いていなかったので、少し久しぶりに更新です。今回は早口が良くない理由についてです。

これまで英語を話してきて、早口になると2つの弊害があることがわかりました。

 

弊害1.相手がさらに早口になる

これは多くの人が気づいていないのですが、一度気にかけて話してみると、自分が早く話すほど相手が早口で英語を話します。人間は相手の表情や口調、リズムに多分に影響を受けますから、相手も自分もどんどん早口がエスカレートしていきます。これでついていければ問題ないですが、英語学習者の場合は相手が早くなると聞き取れなくなる可能性が高いです。

特にアメリカ人の英語は通常時でも早く、まくし立てられた際ときはイギリス人すらわからなくなるとよく耳にします。

会話の理解のためにも、早口は抑えましょう。

 

 

 

弊害2.発音への意識が欠落する

第2言語で英語を話す者にとって、発音への意識は常に働いています。「早く話すこと」に脳内のリソースを使ってしまうとつい発音が疎かになり、そしてその間違った発音を「これが正しい」と脳が学習してしまいます。その結果、誤った発音が定着してしまう恐れがあります。

コミュニケーションをとるための英語ですから、あまりかっこよさを意識して早口で話すと、コミュニケーションがとれなくなってしまいます。

 

 

確かに、早く話すとカッコいいと感じることもありますが、学習者としては、まずはゆっくり確実に話すことを心がける日を作るのがいいでしょう。もちろん感情に任せて早く話してみるというのもいいです。

そうやって自分で学習をコントロールしていき、身につけていってください。