The Coffee Times

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Appleが自動車の事業、証拠の手紙が見つかる

 

Apple car clues emerge from letter to test facility - BBC News

Appleがスマートカーや自動運転車と言われる自動車事業に乗り出すという噂は、ずいぶん前から散々耳にしました。特にアメリカでこれらの噂が絶えなかったようでしたが、ついに証拠となる文章が現れました。英ガーディアン紙が、AppleのエンジニアFrank Fearon氏と車の試験施設を運営するGoMentum Station社との公文書を手に入れ公表されたのです。

www.theguardian.com

 

 

GoMentum StationはAppleの位置するサンフランシスコから北東に車で30分程度の場所にあり、協働が証明された形になりました。しかし、Appleが車そのものを作るのか、もしくは車に内蔵されるソフトウェアを提供するのかは公表されているわけではありません。私の意見は「Appleならばハードウェアからすべて自社ブランドで提供するだろう」という確証のないものですが、今までのデバイスを見る限り自社で妥協のない製品を作るのがAppleの信仰であるし、ハードウェアが売上の9割を占める強みとファンを虜にするデザイン力を見れば、そう予測せざるを得ません。

そうはいっても、予測は難しいものですが、一つだけ確かなシナリオがあります。それはソフトウェア企業が間違いなく既存の自動車事業を破壊するということです。それがTeslaになるのかAppleになるのかGoogleMicrosoftになるのか、はたまたIBMSalesforceになるのかはわかりません。今はまったく世にない会社が他を一掃するかもしれません。

しかし既に実現に向かっているのが、ソフトウェアで管理された、自動運転デバイスとしての「車」なのです。